企業理念、代表者ご挨拶

企業理念(常に学び、構造物との対話を大切にする)

社会インフラについて、高度な技術を駆使して構造物の状態を適切に把握・評価し、健全性を確保することでサスティナブルな社会の構築へ貢献する。
常にフレキシブルに考え、粘り強い行動でもって、構造物の多難な状況を解決して、顧客から高い信頼を得る。
人材は、会社の財産である。社員の成長を会社は支援し、社員とともに共に会社は成長する。

代表者ご挨拶

 2000年に入ってから、社会インフラ構造物の劣化と関連する事故等が発生するようになり、当時から今後20年で、供用後50年以上となる構造物がますます増加し、維持管理の重要性が指摘されていました。
 当社は2005年に設立され、まさに構造物の劣化の進行と健全性の確保が必要とされる20年間を歩んできました。当時から現在まで、技術員が近接して診断する近接目視・打音点検は基本技術として多くの構造物の点検・調査を実施していますが、当時から今後の対象となる構造物の種類は数が膨大になり、担い手である点検技術者が不足することを懸念し、点検作業の効率化と安定化を目指して、画像を用いた診断技術の開発と適用を行ってきました。
 これまで、トンネル、橋梁をはじめ、上下水道施設、港湾河川構造物、地下構造物、建築物等分野に関係なく多くの土木・建築構造物の点検調査にたずさわってまいりました。さらに、近年では、開発してきた画像診断技術についても「点検支援技術性能カタログ」に5技術を登録することができ、維持管理に関連する皆様に活用いただけるようになりました。
 今年で20周年を迎え、これまで以上に国内外の社会インフラの健全性診断のニーズに答え、人々の暮らしの基盤を支えるエッセンシャルワーカーの一員として、持続可能な社会の構築に貢献してまいります。